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by lungs_ok
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ストライプのシャツを作る

今年もドレス・シャツをパターン・オーダー・メイドした。去年は無地のブルー、ホワイトをそれぞれ二着ずつ作ったのだが、今年はストライプのシャツを作ることにした。前回の反省点を活かして臨んだ次第である。

(1)番手を訊くこと
(2)首周りをジャスト・サイズに近づけること
(3)湯通しをすること
(4)裄丈をさらに2cm出すこと
(5)ボタンを厚めのものに変更すること

…ということをお願いするのだ(忘れなければ)。

作ったのは去年と同じ場所。訪れたのはセールの初日だったが、結構混雑している。さっそく(1)について訊ねると、
「これが100番手。そしてこれが120番手です。さわるとなめらかですよ」とパパパッと選んでくれる。なんと、セールなのに120番手のものも置いてあるのか。これは掘り出し物だなあ。でも無地だったので、100番手のストライプの生地を二種類選んで採寸してもらう。

基本的に仕様は去年と同じ「前立なし」「ポケットなし」「ワイドスプレッドカラー」で、懸案の(2)(3)(4)についてサラリとお願いして、サラリと終わるはずだったのだが、これがなかなか進まず、想定外のやりとりが始まってしまって、逆にそれが楽しいものだったのである。

とりわけ(3)については、
「湯通しねえ…湯通しはねえ…ゴニョゴニョ」といった感じで、イマイチ歯切れが良くない。どうやら話したときの印象、トーン、目配せなどから総合的に判断すると「そういうことは、もっと良い生地でやるもんだ」ということが伝わってきたのであった。なるほどね、たしかにそうかもしれない。

そして(4)をお願いすると
a. メジャーで裄丈をはかり、
b. 一瞬「えっ?」という表情になり、
c. 「とても長くなりますよ。それでもいいんですか」と訊ねてくる。
d. 「いいんです。お願いします。手首の辺りで、余った布がふわりと溜まるのが好きなんです。そういうふうにしたいんです」と僕は答える。
e. 首をちょっとかしげる。
この「a.」〜「e.」までのやりとりを、なんだかしらないけれど、3、4回繰り返す。その後ようやく、
「どうしてもやれっていうなら、私たちもやりますけれど」とあきらめたように氏は言う。(だから、どうしてもって、さっきから言ってるじゃないか)と僕は心の中で思いながら、
「お願いします」と答えてやっと裄丈が決まる。

そして、ボタンは3mm厚の高瀬貝に(白蝶貝はなく高瀬貝のみ。4mm厚にするとプラス500円のオプション)、ついでにカフも8cm幅のものに変更し、肩幅を1cm出すことにした。

b0049797_16583440.jpg
出来上がったシャツを着てみたところ、悪くない。100番手の(おそらくブロードの)生地も、ややなめらか・サラリとしていて着心地がいい。3mm厚のボタンも角が丸くてはめやすい。

オーダーにしても既成にしても、これより上には上のシャツがあるのは知っているが(たとえば、こんなのとか、こんなのとか、こんなの)、今の僕にはこれくらいがちょうどいい。でもやっぱり、気になるところが出てくるのだった。たとえば…

・やっぱり湯通しをしたい
・剣ボロのボタンホールを袖と平行にする
(直角にあいており、何かの拍子に破れないかと心配なので)
・前立の7番目のボタンホールを横向きににあけたい
・手首周りのカフのサイズをジャストに近づける
・スプリット・ヨークにできるのか知りたい
・芯地はどのようなものがあるのか知りたい
・スペアのカフやカラーが作れるのか知りたい

ざっと、こんなところである。次回に反映させようと思う。
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by lungs_ok | 2008-06-21 13:30 | [style]