読んだ本、観た映画、聴いた音楽、飲んだ酒、作った音楽や料理などなど。


by lungs_ok
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『池田亮司 +/-[the infinite between 0 and 1]』展を観に東京都現代美術館へ行った。

観る前に、ジョークのつもりで「30分くらいで観終わるのだろう」と思っていたのだが、本当にその通りになった。展示室の壁全面を用いた大規模なインスタレーションが幾点かと作品数も少なく、ただ単に観るぶんには、それほど時間がかからないのだ。

もっとも、寝そべってみたり、ダムタイプのダンサーたちのように走ってみたり、日がな一日ぼんやりすごしていたりしても、特に文句は言われなさそうだったので、もしかするとそういう楽しみ方もあるかもしれない。実際、美術館を訪れた人たちは、座ってぼんやりと眺めている人たちが多かったということもある。

僕にとってのRyoji Ikedaとは、1998年にご本人にお会いしてサイン(波じゃない方)をいただき「あれ? ダムタイプの音楽の人だったのか!」ということを確認してからというもののコンスタントに聴きつづけてきているのだが、よく語られるような「数学的」という、どちらかというとマインド=精神的側面での認識ではなく、むしろ肉体的というか身体的な側面で認識してきた傾向がある。

当時なにかのコンサートで(AKAIのハードディスクレコーダを操作していた頃です)、曲が始まる前のイントロダクションで、超低周波から超高周波までのサイン波を10分くらいの時間をかけて鳴らしていた。そのとき、僕はたまたまPAスピーカに寄りかかるようなかたちで楽しんでいたんだけれど、音が少しずつ少しずつ足下から大腿、鳩尾、胃、肺、首を通り抜け、頭のてっぺんを通り抜けていくという経験をした。

ちょうどその頃、身体論を究めようとしていた僕は、この音が躯を通り抜けていくような気持ちよさに酔いしれてしまったのである。こんな個人的な経験もあったので、身体的側面として彼の音楽を捉えているのだ。

それ以来、新しいものが出たと気づくと、コンスタントにチェックするようになった。店の味が変わらないことを確かめる常連客のような気分で。なんかヘンな喩えかもしれないけれど、そんな感じなのである。
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by lungs_ok | 2009-06-20 23:48 | [seeing]

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by lungs_ok | 2006-06-16 23:46 | [seeing]

Treeberrys解散ライブ

TREEBERRYSの解散ライブを新宿JAMに観にいった。

4枚のアルバムを残して解散したTREEBERRYS。
それだけの活動期間があるのなら、
もうちょっとたくさんのアルバムがあっても良いように思う。

このバンドは1stや2ndのレコーディングで、
僕もピアノやオルガンで参加したり、
ミキシングを手伝ったりしたので、
少なからず思い入れのあるバンドだった。
最近はちょっと疎遠になっていたのだけれど…。

久しぶりに観にいったのだが
──そしてそれは解散ライブだったのだが──
7年間とか8年間とかに渡る活動期間の経た
エンターテインメント性の成熟さと、
そして始まった時と何も変わることのない、
ある種の懐かしさを伴うものがあった。

満員のオーディエンスたちは、
たとえば、それだけ一緒に歳を重ねてきたというわけであり、
それはとりもなおさず、
僕自身にも云えることなのであった。

きっと、
17歳の時の僕が、
──今とは比べ物にもならないほど、
自意識過剰だった僕が──
今の僕自身の姿を見たとしたら、
どう思うだろう?

間違いなく、背中を刺しているだろう…。
いや、それとも受け入れるだろうか…。

そんなことを新宿の街を帰る道すがら
考えていたのだった。
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by lungs_ok | 2006-04-02 18:23 | [seeing]

コステロが…。

「週末はコステロの来日コンサートだなあ。そろそろ調べなくっちゃ」と思って、「昭和女子大学>人見記念講堂>公演予定」というページを見たら、載ってはないじゃないですか。

データが古いのかなあと思って、さらに他のサイトを調べたところ、こんな情報や、ザックコーポレーションのサイトで、延期が決まったとのこと!

さらにさらに調べると、もう二週間くらい前から、分かっていたことだったんだね…。でも正式に告知されたのは今週の頭か。

ああ、学生の時以来、コステロの…というよりはスティーヴ・ナイーブのピアノを聴くことができると、すごい楽しみにしていたのに残念!

公演の振替は、えーと、6月2日の東京国際フォーラムか。
っていうか、これ金曜日じゃん。
うーん。今の仕事のままでは行けないなあ…。
払い戻しを受けるか…。
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by lungs_ok | 2006-02-09 21:18 | [seeing]

うーん残念

ローリーアンダーソンの展覧会に関連して、こんなイヴェントが、ちょうど今頃行なわれているはずなのだけれど、整理券つきチケットを買いにいった時にはすでに、完売していました。

これだけのメンツでのイヴェントが1,000円で見られる・聴けるというのはそうそうないですよね。もっと気合いを入れて朝から並べば良かった…。

しょうがないので、展示だけ見て帰りました(ムムム、本末転倒…)。
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by lungs_ok | 2005-08-08 21:18 | [seeing]

トニー滝谷

先日予告した通り『トニー滝谷』を観た。
もう少し、「映画」っぽくても良かったんじゃないかなと僕は思う。「映画」の明確な定義みたいなのはできないけれど、この作品は小説のPVというか、イメージヴィデオというか、そんな感じがしたのだ。どうせだったら、ハルキさんも学生時代に早稲田の図書館で脚本を読んでいたというのだから、いっそのこと脚本を書いちゃったら良かったのに、なんてね。

・製作会社が「WILCO」というのは、どこかのバンド名のようで気になります。
・『ノルウェイの森』を映画化する時に、直子役は宮沢りえというのも意外に良いかもしれない。
・イッセー尾形の食事シーンで、ボールにいっぱいの野菜サラダは、ハルキさん自身の朝食のようですね。

評価:(☆☆)
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by lungs_ok | 2005-03-17 06:56 | [seeing]

痕跡

最近観た展覧会の話.
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国立近代美術館『痕跡——戦後美術における身体と思考』展を観た.60人の作家の120点あまりある作品の展示は,とても見応えがあって,疲れちゃったり,最後の方にはどの作品が誰のだったか忘れてしまうほどだった… .そういえば昔は,シャープペンシルとメモ帳を片手にひとつひとつをなめるようにして観ていたっけ… .

一番の発見だったのは,アンディ・ウォーホルが『ピス・ペインティング』などでわかるような,自身の小便や精液で描いた絵画があったということだ.これは知らなかったなあ.今までのウォーホルの回顧展を観てきた中では,この手の作品は紹介されていなかったように思う.
僕は身体性という問題に対して,たとえばギルバート&ジョージやアンドレ・セラーノやダムタイプを絡めてなんらかの解を求めようとしているので,とても興味が湧いた.とはいえ,解説には身体性の問題というよりも,純粋にセクシュアリティの問題としてデュシャンを引き合いに出して捉えていたから,なるほどそういう観方をした方が(ウォーホルがデュシャンの作品を観ていたわけではなかったにせよ),自然な感じがしたのだった.
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by lungs_ok | 2005-03-07 02:32 | [seeing]

五線譜のラブレター

最近観た映画その2:『五線譜のラブレター』

コールポーターの伝記映画『五線譜のラブレター』.これは,『シルヴィア』よりもミュージカル映画のせいか,エンタテインメントで,普通に楽しむことができた.エルヴィス・コステロが出ているから観に行こうか. . . くらいの気持ちだったのだけれど,予想以上に楽しめた.

仕事やセックスに奔放な男とそれに振り回される女,というシチュエーションは『シルヴィア』と同じだが,トータルで考えるとハッピィだったのはこちら.

いつもいつもピアノの上にはジョニーウォーカーの赤ラベルが置いてあって,無性にウィスキーが飲みたくなるのでした.
評価:(☆☆☆☆)
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by lungs_ok | 2005-02-13 21:14 | [seeing]

シルヴィア

最近観た映画その1:シルヴィア

『ベル・ジャー』を書いたシルヴィア・プラスの伝記映画.結末は知っているのだが,結構,その暗さにこたえた.物理的に画面が室内のシーンばかりで暗かったいというせいもあるのだろうけれど.最後の場面の色が印象的でした.

伝記映画を観て思うのは,若い頃を描くシーンのとき,必要以上に野心的に描きすぎているのではないか,ということだ.書く人が「私は,*****だから書くのだ」と自分や他者に対してステイトするのは至極当然なのだろうけれど,理由が明確にありすぎるような,そこにのみとらわれすぎているような,そんな気がする.

主演のグウィネス・パルトロウが自己紹介するときに「シルヴィア・プラ〜ス」と言うのだが,その最後の「th」の発音が気になってしょうがなかった.
評価:(☆☆)
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by lungs_ok | 2005-02-13 21:07 | [seeing]

ミトン

『ミトン』を観ました.

こういうイノセンスは失いたくないです.
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by lungs_ok | 2004-10-31 20:26 | [seeing]