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by lungs_ok
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9月頭に購ってから、2度ほど足入れしたWALK-OVERのホワイトバックス。

改めて、パラレルに結ばれている靴ひもをシングルに締め直そうと思い、靴ひもをほどいてみたら、左足の鳩目の金具がところどころ欠けているところを発見。一方、右足は全て揃っている。これってやっぱり、金具が欠けているのが仕様…というのではなさそうだ。

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# by lungs_ok | 2010-10-28 16:00 | [style]

眼鏡を購う。

3、4年ほど前に作った眼鏡はつや消しの黒のフレームだったのだが、積年の使用により全体的に白っぽくなってきていた。樹脂製のセルフレームはどのくらいの頻度で買い替えるべきものなのか、あるいは、メンテナンスさえ怠らなければ一生使えるものなのかは分からない。

しかし、その眼鏡が2年ほど経過したころにフレームのゆがみを調整してもらいにいったところ「このフレームはだいぶ前のモデルなのでゆがみやすくなっている」などと、暗に買い替えをほのめかされてきていたのもひとつの事実としてはあった。
そういう経緯もあり、新しい眼鏡を探すことにした。僕はボストン型、あるいは、ウェリントン型で探していたのだが、ほんのちょっとしたデザインの違いなどで、訳がわからなくなったり、気に入るものがなかなか見つけられなかったりしていたのだった。

眼鏡といえば、めがねのまち=福井県鯖江市であり、できれば国産で…という志を持っていたのだが、結局、巷にあふれている3プライスのショップで購ってしまった。鯖江の皆さんごめんなさい。

ボストン型、あるいは、ウェリントン型と迷っていたのだが、結局、両方を購うことに。

ボストン型は、眼鏡だけを見れば、まるで僕が敬愛してやまないウディ・アレンのようである。その眼鏡をかけると、何十年か昔にタイムスリップしたようで、その眼鏡姿を写真に収め、セピア色に染め、傷んだような加工を施して「これが、僕のおじいさんです。満鉄に勤めてたんだよね」と、まるっきりのデタラメを言っても信じられてしまいそうな勢いである。

一方のウェリントン型は、今までしていたものの延長線上にあり違和感なくかけることができた。会社に行っても、僕の眼鏡が新しくなったことに誰も気がつかなかった(!) これはもしかすると、社内での僕の影が薄いことを示しているのかもしれない。…かもしれないが…。はあ。

眼鏡を購う。_b0049797_15111257.png

# by lungs_ok | 2010-09-02 15:11 | [style]

モレスキンを購う。

以前からノートにはモレスキン(クラシック、カイエ、ミュージアムシリーズなど)を使っている。ちょうど書き終えたので、幾冊目かのモレスキンを新しく購うことに。落ち込んでいる最近の気分を一新しようと、赤色のクラシックを選ぶ。

手に入れてから少しだけ違和感というか、後悔というか、そういうものが心を占める。やはり、小澤健二が着ていたような赤いダッフルコートを着ていた昔のようには、気分は高揚しない。むしろ「紅葉」という感じか…。

この赤いノートを手に入れてから芋づる式に思い出したのは、まるでこれは『毛沢東語録』のようだな、ということと、以前観たジャン=リュック・ゴダールの『東風』のことと、ルイ・アルチュセールの『マルクスのために』を読んだけれどもよく理解できなかったことと、今村仁司が紹介していたマルクスのことである。

…気分が高揚せず「紅葉」してしまうのは、この所為なのか?

モレスキンを購う。_b0049797_15164257.png

# by lungs_ok | 2010-08-27 15:16 | [diary]
ここ数年ほど前から、夏用の靴として、白いヌバックの上皮で赤褐色のゴムソールの外羽根プレーントゥ──ホワイトバックスを手に入れたいものだなあと考えていた。

ホワイトバックスといえばやはりWALK-OVERだろうということで、当時ネットでデッドストック品を探してみたのだが、どのサイトも「販売終了」だったり、サイズが合わなかったりして、あきらめていたのだった。

それ以外の靴なら結構見つかるのだが、それらはスエードを使われていたりしていたので、いっそパターンオーダーで簡単に誂えることができる靴があるからトライしてみようかと思ったり、アレやコレやとその他のこと(主に、ボールペンの剣先とか、陶器製のコーヒードリッパーの内側の溝の数とか)をぼんやり考えていたら、2009年末か2010年の初めか、WALK-OVERがイタリア資本により復活するという話をどこかで見かけたのだった。

本当かなあと思っていたら、今年の春にいくつかの雑誌でにぎわい出して、なんと米国製として8月から売り出されるという記事があった。

そんな8月を迎えたある日のこと、たまたま立ち寄った店で、手に入れることができた。上記のことを一通り伝えて「いやあ、探していたんですよ。そろそろ入荷するころかなあ、なんて思ってたんですが、いつ入荷したんですか」などと聞けば、僕が購入した当日に入荷したばかりなのだそうである。

往年の形とは異なり、今様にモディファイされたロングノーズなたたずまい。これがいいのか悪いのかよく分からないが、僕はロングノーズ気味の靴を履くと平坦な道でもつまずくことが多いような気がする…。

情報源によっては9月から発売開始となっているところもあるようなので、数量が十分に確保できていないのかもしれない。亜熱帯化している日本とはいえ、夏が終わる前に手に入れられて、普段はナチュラルローな心も少しだけハイになった次第である。

問題は、どこに履いていくかということである…。

WALK-OVERのホワイトバックスを購う。 _b0049797_15223968.png

# by lungs_ok | 2010-08-13 15:22 | [style]
先日行った沖縄物産展で手に入れたのがこれ。

久米仙の古酒10年ものである。普通は瓶で熟成させるのだが、これは樽で熟成させたという。そのため、通常の泡盛は無色透明なのだが、これは木の色がほんのり付いていて、黄味がかっている。拙宅にある余市の5年ものと同じような淡い黄色である。樽で熟成させたとあって、木の香りが付いていて、シェリーのような味わいがする。

ところで、同じ会場には、別の久米仙も出展されていた。よくよく見れば、那覇市にある久米仙酒造の久米仙と、久米島にある久米仙とがあるようだ。どうして同じ名前の泡盛が作られるようになったのか、その辺りの経緯は、ちょっとよく分からない。

僕が購ったのは那覇市の久米仙酒造の久米仙であるが、その前に、久米島の久米仙も味見をさせてもらった。いずれも古酒で10年、18年(だっけ)… あとは20数年もの…。テイスティングにしては、たくさんついでくれたので、酔いそうになってしまった…。そのため記憶があいまいに…。

10年ものはややアルコールが立ちすぎているような気がしたのだが、それ以外はすばらしく、だんだんと舌触りがなめらかになっていくのであった。でも、結局、樽で熟成させたというもの珍しさが勝り、久米仙酒造の久米仙を購った次第。久米島の久米仙の方すみません、どうもごちそうさまでした。

久米仙(樽熟成10年古酒) _b0049797_12155642.png

# by lungs_ok | 2010-08-10 12:15 | [liquor]